カテゴリ: サイエンス

APOD (Astronomy Picture of the Day) というwebサイトをご存知だろうか? APODはNASAとミシガン工科大学が共同で運営する画像サイトで、主に高性能の望遠鏡で撮影された天体写真を、専門家による解説付きで一日一枚アップロードしている。

APODの取り上げる天体写真はどれも本当に美しいものばかりで、宇宙・天文好きにはファンも多い。公式Twitterアカウントは2014年10月現在、87万ものフォロワーを有している。試に一つAPODの画像を紹介しよう。


いかがだろうか。色鮮やかな星雲の写真は、まさに大宇宙の神秘を感じさせてくれる。APODのTwitterアカウントをフォローしておけば、一日一枚このような画像が送られてくるのだ。

APODは他にfacebookアカウントも持っている。公式サイトは英語だが、有志による日本語版も存在する。サイエンスに興味があるという読者は頻繁にチェックしてみてはいかがだろうか。

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今日10月28日は、医学者ジョナス・ソークの生誕百周年である。ポリオ(小児まひ)のワクチンを開発した人物として知られる。これに伴い、Googleトップページも特別イラストに変更されている。記念日にあわせてロゴが変更される「Doodle」によるものだ。

ジョナス・ソークは1914年10月28日、ニューヨークの貧しいロシア系ユダヤ人の家庭に生まれた。ニューヨーク大学で医学を学び、1950年にポリオ・ワクチンの試験に成功した。

ポリオは20世紀半ばまで世界中で流行していたが、ワクチンの開発により21世紀現在ではほとんどの国で根絶が実現された。WHOは現在でも根絶に向けて最終的な取り組みを続けている。

Doodleでは「Thank you Dr Salk」と書いたプラカードを持った子供のイラストが描かれている。ワクチン開発に際して個人的な利益は一切求めなかったソークの人柄をしのばせるものだ。

ソークの言葉に「成功するかどうかは、その人の能力より情熱に負うところの方が大きい。自分の仕事に身も心も捧げる人こそ勝利者となるのだ」というものがある。ポリオ・ワクチンの開発に生涯をささげた人物の口から発せられた言葉であるだけに、説得力を持つ。今日はジョナス・ソークの偉業に思いを馳せながら、自らの目標にむけて思いを新たにする日にしたいものだ。

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