BITCOIN
現地時間24日、米国の格付け会社「Weiss Ratings」が主要仮想通貨の格付けを発表した。

アメリカのWeiss Ratingsは1971年創設の格付け機関で、これまで5万5千件の機関や投資案件の格付けを行ってきた。Weiss Ratingsは今回、ビットコインを含む主要仮想通貨の格付けを発表。乱高下を続ける仮想通貨の市場価格の妥当性を検証した。

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Weiss Ratingsの創設者であるマーティン・D・ワイス博士は「価格の激しいヴォラティリティにもかからわず、暗号通貨には輝かしい未来があるし、投資家に莫大な利益をもたらすポテンシャルもある。しかしながら、市場は目まぐるしく動いており、投資家を混乱させている。投資家たちの求める明確さを提供できるのは、確固たる格付けのみである」とコメントし、格付けの必要性を訴えた。主な結果は以下の通りである。
  • ビットコイン:C+
  • イーサリアム:B
  • Novacoin:D
  • SaluS:D
  • Steem:B-
なお、今回の格付けで最高評価の「A」(卓越)を獲得した暗号通貨は現れなかった。「C+」(適正)の格付けを得たビットコインは、安全性と普及度が高く評価されたものの、頻発するネットワークの是弱性が評価のネックとなった。「B」(良好)と評価されたイーサリアムについては、普及度や技術進歩の高さに鑑みての高評価であった。

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