現在、暗号通貨「モナコイン」の価格が急上昇している。
「モナコイン(モナーコイン)」は ビットコインやイーサリアムなどと同じ仮想通貨(暗号通貨)の一種であり、中でも日本発ということで注目を集めている。名前の元になったのは巨大掲示板「2ちゃんねる」でかつて流行したアスキーアート「モナー」であり、秋葉原を中心に盛り上がりを見せていた。
そんな「モナコイン」、11月下旬に入る頃から急速な値上がりを見ている。中旬まで320~330円台を推移していたモナコインの市場価格は22日に400円台まで上昇、28日には850円台に到達するなど、わずか一週間で3倍近くの値をつけるに至った。
この急速な値上がりの原因となっているのが、国内最大級の取引所「ビットフライヤー(bitFlyer)」の米国・欧州上場だ。モナコインを扱うビットフライヤーが海外でも拠点を築いた際、米ドルやユーロがモナコイン市場に流入することへの期待感から、現在投資家の関心が集まっているという次第だ。
なお、ビットフライヤーは米国東部時間28日13時半(日本時間29日3時半)より重大発表を行うという。内容次第ではモナコインの市場価格にさらなる影響を及ぼすことが予想されるため、今後の動向に要注目だ。
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2017/11/27 02:54:04
それにしても、かつて2ちゃんねるで流行したアスキーアートである「モナー」の名前がブロックチェーンという最新技術のお陰で今またインターネットのトレンドに復帰したという事実は、当時掲示板に入り浸っていたアラサーオタクの筆者にとっては感慨深い。バブルにも例えられるように暗号通貨が全体として高騰する今こそ、かつて2chでしばしば煽りに使われたこの台詞を我々は叫ぶべきだろう。
祭りだ!急げ!