事件は2月11日、フランス南西部ドルドーニュ県のベルジュラック市（※有名な『シラノ・ド・ベルジュラック』とは無関係）で発生した。 現地紙である『シュド・ウエスト』の報道によると、ベルジュラックの市場で市長のダニエル・ガリッグ氏が店に近寄ったところ、突如群衆の中から男が飛び出して棚に並んでいた有機栽培の人参を手づかみにし、市長に襲いかかったという。男は酩酊していた。ただちに取り押さえられた男は70歳で、過去にも犯行の履歴があった。

14日に開廷した裁判において、有機栽培の人参という凶器を用いた犯行は「襲撃未遂事件」と認定。男には禁錮4ヶ月の判決が下されたという。

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