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1月27日、フランス出身の女優エマニュエル・リヴァが亡くなった。89歳だった。 

エマニュエル・リヴァは1927年生まれの女優。アラン・レネ監督による1959年の映画『二十四時間の情事』(Hiroshima mon amour)に来日したフランス人女優の役で出演し、世界的に名を知られることとなった。

二十四時間の情事』でリヴァが演じたのは、第二次大戦中にドイツ兵と恋仲であったため戦後村を追われることとなったフランス人女優。映画冒頭のシーンでの岡田英次との「私はヒロシマを見た」「君は何も見ていない」というやり取りは多くの視聴者に印象を残した。



エマニュエル・リヴァは2013年、『愛、アムール』への出演でアカデミー主演女優賞にノミネート。85歳でのノミネートは史上最年長となった。1月27日午後、ガンのためパリ市内で亡くなった。享年89歳。

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