現地時間6月10日、サッカー・ユーロ2016が開幕し、フランス対ルーマニアの試合が行われた。
ユーロ2016の初戦は、開催国であるフランス・パリ北部のサンドニにあるスタッド・ド・フランスで現地時間午後9時に開幕した。去年11月に発生したパリ同時多発テロ事件の余波を受けて、厳戒態勢下での開催となった。
フランス対ルーマニア、試合前半は0対0の膠着状態が続いたが、後半58分、オリヴィエ・ジルー選手のシュートが決まり、フランスが1点を先取した。ところがその直後、65分に差し掛かった時点でボグダン・スタンク選手がペナルティーキックを決めてルーマニアが1点を返し、同点に追いつかれた。
このまま引き分けかと予想された後半89分、ディミトリ・ペイェの放ったシュートが見事に決まり、ふたたびフランスが1点を獲得。Twitterは「ペイェ愛してるぜ!」などのツイートで溢れ、パリ市内では歓声、爆竹、車のクラクションなどが鳴り響いた。結果、ユーロ2016の開幕戦は2-1でフランスがルーマニアに勝利した。
開幕したばかりのユーロ2016、次回は11日15時より、アルバニア対スイスの試合がランスのスタッド・ボラール=デレリスにて行われる。
photo: theworldgame.sbs.com.au