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本日12月17日はベートーヴェンの誕生日。これを記念してGoogleトップページもミニゲーム仕様に変更されている。

ベートーヴェンの誕生日を記念するGoogleトップページでは、ベートーヴェンがコンサート会場に向かう途中で落としてしまった楽譜をつなぎ合わせて、4つの代表曲を完成させるミニゲームが遊べる仕様になっている。このトップページ変更は記念日を祝うGoogleのお遊び機能「Doodle」によるもの。Doodleでは過去にも芸術関連の偉人の誕生日を祝い、トップページを特別イラストに変更してきた。

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今日のDoodleは世界的な音楽家ベートーヴェンに因むものということで、世界中ほぼすべての地域で表示されるようになっている。

ベートーヴェンの生涯

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンは1770年12月17日、ドイツのボンで生まれた。父親のヨハンはベートーヴェンの音楽の才能を認め、幼いベートーヴェンに厳しい音楽の教育を施した。16歳の時に母親を亡くすと、ベートーヴェンはアルコール中毒の父親に代わって一家の生計を立てる必要に迫られた。

その後ベートーヴェンはウィーンに留学。聴力を失うというハンデを抱えながら、今日のDoodleの題材にもなっている「運命」「エリーゼのために」「月の光」「第九」 などの名曲を残した。

その後、ベートーヴェンは1827年、肝硬変により56年の生涯を閉じた。ベートーヴェンの葬儀には2万名もの参列者が訪れたという。情熱的な生涯を歩んだベートーヴェンを評して、同じく音楽家であるシューベルトは次のように述べた。
モーツァルトは誰でも理解できる。しかしベートーヴェンを理解するには優れた感受性が必要だ。失恋などで悲しみのどん底にいなければならない。
なお、ベートーヴェンの生涯を描いた作品に手塚治虫の未完の名作『ルードウィヒ・B』がある。興味を持った方は手に取ってみてはいかがだろうか。