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英国の大学評価機関であるQS社(Quacquarelli Symonds)の世界大学ランキング最新版(2015/16年)が発表された。

QS世界大学ランキングとは?

QS社の世界大学ランキングは、THE(Times Higher Education)のランキングと並んで世界的に有名な大学評価の指標とされる。評価基準は同業者の評判や、国際化の度合いなど。2015/16年度のQS世界大学ランキングにおいて、首位から10位までの大学と所在国は以下のような順位となった。 
1 マサチューセッツ工科大学(米国)
2 ハーバード大学(米国) 
3 ケンブリッジ大学(英国) 
3 スタンフォード大学(米国)
5 カリフォルニア工科大学(米国) 
6 オックスフォード大学(英国)
7 ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(英国) 
8 インペリアル・カレッジ・ロンドン(英国) 
9 チューリッヒ工科大学(スイス)
10 シカゴ大学(米国)
米英の大学が上位を独占する中、9位にスイスのチューリッヒ工科大学がランクインする結果となった。参考までに去年(2014/15年度)のランキング結果を掲載する。

日本の大学は何位?

なお、QS世界大学ランキング2015/16では、日本最高順位は京都大学の38位だった。東京大学は39位。その他主要大学の順位は以下のようになっている。
38 京都大学
39 東京大学
56 東京工業大学
58 大阪大学
74 東北大学
以上のように、トップ100には日本から5大学がランクインする結果となった。

なお、アジア首位としてはシンガポール国立大学が12位にランクインしたほか、同じくシンガポールの南洋理工大学が13位、中国の清華大学が25位、香港理工大学が28位などという結果となった。

ちなみに10月にはタイムズ・ハイアー・エデュケーションの大学ランキングも発表される。こちらは評価基準がやや異なるため、今回とは違った順位となることが予想される。発表日を前に続報を待ちたい。

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source: topuniversities.com
photo: upload.wikimedia.org