カテゴリ: フランス

フランスは外食の値段が高い。本格的なフレンチは言うに及ばず、円安と相まって庶民的なビストロですらワイン抜きで一皿3000円近くする。中華が1000円台なのが経済的に思えてくるぐらいである。

そんな庶民の味方が学食だ。パリにはCROUS(Centre Régional des Oeuvres Universitaires et Scolaires)の運営する学食が複数存在する。本記事ではパリにある学食一覧をまとめてみた。
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11月27日より、パリで大規模なワイン試飲会「サロン・デ・ヴァン」が開催され、関係者の注目を集めている。

「サロン・デ・ヴァン」(Salon des Vins)は年に一回開催される世界最大級のワイン試飲会。フランス各地から大小さまざまな規模の作り手が一堂に会する。会場の様子は2008年の Le Concours du Cracheur d'Or の様子を撮影した以下の動画から確認することができる。
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パリ9区、オスマン大通りに面した百貨店「ギャラリー・ラファイエット」といえば、きらびやかな装飾が施された内装が有名です。特に「クーポール」とよばれるドーム状のフロアはパリを代表する観光スポットとしても人気を集めています。

そんなギャラリー・ラファイエットのドームは毎年、クリスマスシーズンになるとカラフルにデコレーションされた大きなツリーが飾られることでも知られています。ツリーの周囲では人形ショーなども催されるため、冬のセールへ訪れるお客さんの他に、このツリーが目当てで来るパリの住人も少なくありません。
Paris-Galeries_Lafayette
11月に入り、2014年のクリスマスツリーの展示が始まりました。今年のツリーは例年と一味違うということで、フランスでは前々から話題を集めてきました。今年はなんとツリーが逆さまに展示されているのです!どんなものなのか想像がつきませんが、さっそく実際の写真を見てみましょう。


いかがでしょうか? 奇抜なデザインですが、周りの装飾と綺麗に調和しています。

今回の企画はギャラリー・ラファイエット100周年を記念するもの。メモリアルなこの年、いつもとは一味違った展示でお客さんを楽しませようという趣旨の企画なのだそうです。

逆さまツリーの展示は来年の1月3日まで。年末年始にパリ旅行を企画しているという方は、めったにないこの機会にぜひギャラリー・ラファイエットを訪れてみましょう!

フランス人は挨拶代わりにキスをする国民として有名である。ほおを軽く合わせ、口先で軽くチュッと音を立てるやり方で「ビズ(bise)」と呼ばれる。男女問わず親しい間柄で行われる挨拶で、メールの最後に「bise」などと書かれる場合もある。

ところでこの「ビズ」、一度では終わらず、二度三度連続して行われる場合がほとんどである。日本人からすると少しやり過ぎなようにも見える。最初にこの習慣に直面したときのとまどいは、漫画『パリ愛してるぜ~』『かかってこいパリ』(じゃんぽ~る西)などでコミカルに描かれている。



さて今回、英エコノミスト紙がフランス人の「ビズ」回数の平均を調査し、地域ごとの差を発表した。以下のインフォグラフがそれである。


これを見ると、北フランスでは4回、南フランスでは2回から3回と、地域差が顕著に表れる結果となった。ブルターニュの一部はわずか1回と全国最少である。

逆に一番多いのはナポレオン・ボナパルトの故郷コルシカ島で、なんと5回という調査結果だ。あのナポレオンも幼い時は親しい人と日々キスをしていたのだろうか?

こうしたフランス人の「ビズ」の習慣はイギリス人にとっても異文化のようで、リンク先では連続で行われる「ビズ」に直面したときのとまどいが率直に表現されている。今回の調査結果は、フランス人の性格をあらためて浮き彫りにしてくれたものと言えるのかもしれない。

パリの交通手段といえばメトロ(地下鉄)が有名だが、近年注目を集めているものにレンタサイクル「Velib'」(ヴェリブ)がある。

ヴェリブはパリ市が運営する貸自転車で、利用料を支払えば一回30分まで無料で乗ることができる。ストライキ等でメトロが使えないときなどに重宝する交通手段として、近年パリ市民や観光客の注目を集めている。

通常の観光なら一日券や一週間券で十分なのだが、パリに長く滞在するとなると年間パスがあった方がよい。しかし利用者登録の仕組みはなかなか複雑なので、以下で年間パス購入方法を紹介する。パリ在住の読者の参考になれば幸いである。

ステップ1:カードを入手する

まず最初にすることは利用者カードの入手である。カードは区役所などで無料配布しており、場所は以下の地図に記載してある。また郵送で入手することもでき、詳しくは公式サイト(http://www.velib.paris.fr)を参照されたい。



ステップ2:公式サイトで登録する

次にすることはヴェリブ公式サイト(http://www.velib.paris.fr)における利用者登録である。トップページの左側にある「M'abonner」の欄から登録できる。年間29ユーロの通常版の他に、39ユーロで45分まで無料となる「Vélib' Passion」、また各種割引プランが選択できる。個人情報・クレジットカード情報を記入して登録料の支払いが済めば、登録完了だ。

登録後、「登録番号(Numéro d'abonné)」「アクティブ化コード(Code d'activation)」「暗証番号(Code secret)」の3つが発行されるので、メモしておこう。

ステップ3:ステーション(ボルヌ)でアクティブ化する

ステップ1で入手したカードと、ステップ2で発行された3つの番号を使って、自転車が停まっているステーション(ボルヌ)の機械でカードをアクティブ化すれば、登録完了だ。機械の指示に従って登録作業を進めればよい。詳しいやり方はヴェリブの公式ブログを参照のこと。登録が完了すれば、次回以降はカードを機械にかざすだけで自転車を取り出すことができる。交通ルールに注意して、パリ市内のサイクリングを 楽しんでほしい。

建築や歴史に造詣の深い方なら「クロード=ニコラ・ルドゥー」の名前を聞いたことがあるだろう。18世紀フランスで活躍した建築家であり、「ショーの理想都市(アルケスナン王立製塩所)」、「ブザンソンの劇場」などの作品を残した。

しかしながら、その後長く忘れ去られ、再評価が行われたのは20世紀半ばだった。エミール・カウフマンによる研究がルドゥー再評価の嚆矢となり、現在では磯崎新が高く評価し、「つくばセンタービル」の柱にルドゥーからの引用を行うなど、建築界では一定の地位を得ていると言ってよい。



そんなルドゥーが長く正当に評価されてこなかった原因の一つに、彼の王権とのつながりがある。ブルボン王朝のために作品をつくったことで、フランス革命後、旧体制の象徴として低く評価されてきたのである。

ルドゥーと王権のつながりを如実に示す作品に「パリの市門」がある。パリを取り囲む「徴税請負人の壁(フェルミエ・ジェネローの壁)」 に設けられた門で、入市税・通行税を徴収する関所の機能を果たした。そのため民衆から忌み嫌われ、革命後に破壊の憂き目にあう。多いときは40箇所を超えた市門も、現在では4つしか残っていない。

本エントリでは現存するルドゥーによるパリの市門のアクセス方法をまとめた。ルドゥーに興味がある読者の観光のサポートになれば幸いである。 

1. ラ・ヴィレットの市門(Barrière de la Villette)
所在地:6-8 Place de la Bataille de Stalingrad, 75019 Paris
最寄り駅:スターリングラード(メトロ2・5・7号線)、ジョレス(メトロ2・5・7号線)
近くのスポット:北駅、東駅、ビュット・ショーモン公園、サン=マルタン運河
地図:


2. シャルトルの市門(Barrière de Chartres)
所在地:4 Place de la République Dominicaine, 75017 Paris
最寄り駅:モンソー(メトロ2号線)
近くのスポット:モンソー公園、日本大使館、サル・プレイエル
地図:


3. トローヌの市門(Barrière du Trône)
所在地:9 Avenue du Trône, 75011 Paris
最寄り駅:ナシオン(メトロ1・2・9号線、RER-A線)
近くのスポット:ナシオン広場、ペール・ラシェーズ墓地、エスパス・ハットリ
地図:


4.  アンフェールの市門(Barrière d'Enfer)
所在地:Place Denfert-Rochereau 75014 Paris
最寄り駅:ダンフェール・ロシュロー(メトロ4・6号線、RER-B線) 
近くのスポット:モンパルナス墓地、カルティエ財団、モンスリ公園
地図:

インターネットを検索すると、フランスの郵便事情の悪さを嘆いたwebサイトやブログが山のようにヒットする。大切な荷物が壊れていた、せっかく送った手紙が不在票もなしに返送されたなど、一つひとつ挙げていくとキリがない。

中でも多いのは「送った小包が届かない」 というものである。フランスで国際エクスプレスメールEMSを担当するのは「クロノポスト」という郵政公社(LA POSTE)の子会社だが、この会社がしばしば配達不備を起こすのだ。

そこで本記事では、もしものために知っておくと役立つwebサイトを3つ紹介する。いずれも発送時にもらった控えに書いてある13桁の「お問い合わせ番号(n° de colis)」が必要となるので、亡くさないよう注意してほしい。以下の情報がトラブルに巻き込まれたとき役立てば幸いである。

1.  日本郵便・郵便追跡サービス(https://trackings.post.japanpost.jp/services/srv/search/

まずは信頼できる日本郵便のサービスを使用したい。「お問い合わせ番号」を入力すると荷物の配送状況を追跡できる。
しかしながら、フランス国内に入ってしまうとこのサービスでは十分に追跡できない場合がある。そんな時は次のサイトを使おう。

2.  Colissimo.fr / Suivre un colis (http://www.colissimo.fr/portail_colissimo/suivre.do?language=fr_FR

LA POSTEの提供するサービス「コリッシモ」である。内容は上の郵便追跡サービスと同じだが、 フランス国内の配達状況を詳しく見ることができる。
ここでプロセスが進行中ならフランスにはよくあることと諦めて気長に待つしかないのだが、もし不穏な動きが見られた場合は以下のサイトを使おう。

3. Colissimo.fr / Service Clients (http://www.colissimo.fr/contact/accueilService.do

コリッシモの問い合わせサービスである。ここから荷物について会社に問い合わせフォームを送信することができる。フリーダイヤル「36 31」に電話することもできるが、電話した場合もここから再度問い合わせるよう指示される場合がある。
ここで問い合わせ、一度で返事が来なかった場合も何度か問い合わせれば問題が解決する場合もある。どうか活用していただきたい。

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