カテゴリ: 映画

数学者アラン・チューリングの生涯を描いた歴史スリラー映画「The Imitation Game」が英米で相次いで公開される。チューリングを演じるのは、今イギリスで最も注目度の高い俳優の一人ベネディクト・カンバーバッチ。テレビシリーズ「SHERLOCK」でシャーロック・ホームズを演じた知性派俳優の個性が光る。

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「世界のキタノ」こと北野武監督の最新作「龍三と七人の子分たち」が来年4月25日に公開される運びとなった。前作「アウトレイジビヨンド」とは打って変わったコメディタッチの作風に加えて、72歳というキャストの平均年齢の高さが早くも話題を呼んでいる。



ソナチネ」「菊次郎の夏」などの作品で知られる北野武は、今や世界中の注目を集める日本を代表する映画監督のひとりである。そんな北野監督の17作目となる本作では「高齢」がメインテーマとなっている。

主人公の龍三はヤクザの元組長。引退して冴えない日々を送っていたが、ある日、若者による「オレオレ詐欺」に騙されてしまう。若い者に勝手な真似はさせておけねえと昔の子分を呼び寄せ、世直しのため立ち上がるというストーリーである。

注目のキャストだが、主人公である龍三を演じるのは藤竜也。北野監督作品初出演である。龍三の子分を演じるのは、近藤正臣、中尾彬、小野寺昭、品川徹、樋浦勉、伊藤幸純、吉澤健の7人。さらに北野監督自身も「ビートたけし」名義で出演するというサプライズ演出もある。

高齢化社会を象徴するかのごとく、キャストの平均年齢はなんと72歳。「ジジイ」のパワーが炸裂した本作は、老若男女問わず誰もが楽しめるエンターテインメント作品に仕上がっているという。以下は今回発表されたプロモーション映像である。来年4月の公開を楽しみに待ちたい。

 

戦前よりパリで活躍した日本人画家・藤田嗣治の生涯を描いた日仏合作映画「FOUJITA」が、オダギリジョー主演で2015年秋に公開されることが分かった。

映画は小栗康平監督がメガホンを取り、あの『アメリ』を手掛けたプロデューサーであるクロディ・オサール(Claudie Ossard)が担当する。

主演のオダギリジョーは、本格的な欧州進出は今回が初。撮影に向けて6月からフランス語の特訓を行っているという。



本作の主人公である藤田嗣治(ふじた つぐはる) は1886年、東京市牛込区に生まれた。1905年、東京美術学校(現在の東京芸術大学美術学部)西洋画科に入学した後、1913年に渡仏。パリはセーヌ左岸のモンパルナスに居を構えた。

当時のモンパルナスにはピカソ、モディリアーニ、ザッキンやアンリ・ルソーなど、当代一流の画家・芸術家が集まっていた。その活気あふれる様子は映画『ミッドナイト・イン・パリ』からうかがい知ることができる。 

藤田はパリでフランス語風の綴り「Foujita」と名乗った。「Fujita」だと「フュジタ」の発音になってしまうからである。藤田は「FouFou」(「お馬鹿さん」の意)という愛称でパリの仲間に親しまれた。

藤田は「エコール・ド・パリ」の面々と交流を続けながら独自の画風を追求し、 乳白色の肌を特徴とするスタイルは世界中から絶賛された。

戦火の中で30年年代に帰国するも、再び渡仏、59年にはフランス国籍を取得し、 「レオナール・フジタ」と名乗った。1968年、スイス・チューリヒにて没。 

若くして海外に渡った藤田、19歳で米国に留学したオダギリも親近感をもったという。実力派俳優は丸メガネにおかっぱ頭の藤田をどう演じるのか。映画「FOUJITA」は2015年秋公開の予定である。

 

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