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フランスの風刺週刊誌「シャルリー・エブド」最新号が発売される。

「シャルリー・エブド」(Charlie Hebdo)は一面の過激な風刺画で知られるフランスの週刊誌。先月7日、機関銃で武装した二人の男によって編集部を襲撃され、12名が犠牲となる事件が発生した。10日には犠牲者を追悼大規模なデモも行われた。

事件後、同誌は編集部を「リベラシオン」本社内に移動し、14日には「生存者号」を発売。事件の生存者であるLuz氏が手がけたイラストには、涙を浮かべながら「全ては赦された」というプラカードを持つムハンマドと思しき男性の姿が描かれ、増刷分も含めて700万部が発売された。

今回は「生存者号」に引き続き、事件後2回目の発行となる。一面イラストを手掛けたのは「生存者号」と同じLuz氏。表紙には「再出発だ!」と記され、「シャルリー・エブド」をくわえた間抜けそうな犬が、罵声を浴びせる同誌の批判者から逃げるイラストが描かれている。


イラストに描かれている「シャルリー・エブド」の批判者はサルコジ前大統領、国民戦線(FN)党首マリーヌ・ル・ペン、ローマ教皇、黒犬の姿で描かれたテロリスト、BFM-TVのジャーナリストである。

表紙以外の内容は、元IMF専務理事ドミニク・ストロス=カーン氏による売春斡旋疑惑の裁判、2月14日にコペンハーゲンで発生した銃撃事件、農業の見本市などに関するもの。合計250万部が発売されるという。「シャルリー・エブド」最新号は25日、全国のキオスク等で購入できる。

photo: lesoir.be