パリ南西部に位置するブローニュの森に10月27日、ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー(LVMH)出資の現代美術館がオープンする。20~21世紀の現代美術を展示する美術館で、温室をモチーフとした軽やかなガラス張りの建築はフランク・ゲーリーによる設計。LVMH会長のベルナール・アルノー直々のオファーだったという。


本美術館の名称はルイ・ヴィトン財団。財団は美術館機能のほか、フランス国内外の現代アートの支援者としての役割も果たすという。

ただし、美術館のオープンに対しては、ジャン=リュック・ナンシーやジョルジョ・アガンベンら哲学者・アーティストらの連名による抗議声明も出されている。芸術家とスポンサーの関係という現代アートにおける大きな問題であるだけに、関係者の話題を集めている。声明の全文はこちらから読むことができる。

なお、パリ中心部のポンピドゥー・センターでは8日より、フランク・ゲーリー展が開催されている。あわせてチェックしたい。