シェイクスピア

谷崎潤一郎

三島由紀夫

井上ひさし

宮沢健治

夢野久作

太宰治

北原白秋

澁澤龍彦

安部公房

新見南吉

芥川龍之介

梶井基次郎

中原中也

夏目漱石

坂口安吾

B1Or7IfCYAERMcZ
大学で社会科学について勉強した方なら「社会科学高等研究院(EHESS)」の名をどこかで聞いたことがあるだろう。だが、EHESSについて詳しく知っているという方は意外と少ないはずだ。デリダやブルデューなど名だたる研究者が所属したEHESS、一体どんな機関なのだろうか。

フランスの高等教育は通常の大学と、グランゼコールとよばれるエリート校の二本立てで行われていることで知られるが、EHESSはそのどちらにも属さず、グランデタブリスマンと呼ばれる独自の区分となる。グランデタブリスマンとは科学や文化の専門研究を行う、いわば大学院大学である。EHESSの他に、コレージュ・ド・フランスや国立自然史博物館などの研究機関が含まれている。

EHESSはもともと、高等研究実習院(EPHE)第6部門からスタートした。EPHEとはフランス第二帝政下、ナポレオン3世の公教育相であったヴィクトル・デュリュイの提案によって、1868年に創設された研究機関である。アカデミズムの壁を超えて、市民に対して開かれた研究教育機関たることを目標とした。

EPHEの第6部門は第二次大戦後の1947年、「アナール学派」の祖として知られる歴史家のリュシアン・フェーヴルによって創設された。フェーヴルは「歴史家よ、地理学者でありなさい。同じく法学者、社会学者、心理学者でありなさい」(『歴史のための闘い』)という言葉で知られるように、他の学問分野と協力することで歴史研究を豊かにすることを目指したのである。

フェーブルの後を継いで第2代部門長となったのは、『地中海』で知られる歴史家のフェルナン・ブローデルである。ブローデルの手腕により第6部門は設備を拡充させ、フランスの研究教育界におけるプレゼンスを高めていく。ラスパイユ通り沿いの「人間科学館」に校舎を得たのもブローデルの時代である。

第3代部門長は社会史の第一人者のジャック・ル・ゴフである。ル・ゴフは政府の干渉を嫌い、EPHEの一セクションに過ぎなかった第6部門をEHESSとして独立させた。 1975年だった。なお、EHESS成立の経緯は『ル・ゴフ自伝』に詳しい。以来、EHESSは世界的な学術シーンにおいて不動の地位を占め、共同研究に基づく革新的な成果を次々に発表してゆく。

ル・ゴフの後を継いだのは、フランス革命の修正主義者として知られるフランソワ・フュレであった。以降はマルク・オージェ(人類学者)など他の学問分野の院長も見られるものの、草創期に4代にわたって歴史家が院長を務めてきたEHESSにおいて、歴史学の占める地位は無視できないものがある。1960年代、まだこの研究機関がEPHEの一部門だった時代に留学へ赴いた二宮宏之は、後年次のように回想している。
戦後間もなく、「高等研究院」Ecole Pratique des Hautes-Etudesの第6部門(社会・経済部門)――この第6部門は、1975年他の部門から独立し、現在はEcole des Hautes Etudes en Sciences Socialesと呼ばれている――の責任者となりその再組織を委ねられた時、フェーヴルは、彼の理念を生かすべきもっともよき場を見出したと言ってよいのである。学部別の講座制度でがっちり固められていた大学から独立している、フランス独特のこの研究教育機関は、専門化した学問の縄張り争いからは全く自由に、歴史家と、社会学や人類学や人口学、言語学や宗教学や科学哲学の研究者との、有効な協働の場を設定することができたのであるから。
――「全体を見る眼と歴史家たち」『二宮宏之著作集1』岩波書店、2011年、5頁。
こうした理念にもとづき、EHESSでは歴史学のみならず、広く社会科学一般の共同研究が盛んである。話題を呼んだ『21世紀の資本』のトマ・ピケティや、2014年ノーベル経済学賞を受賞したジャン・ティロールもここで教えている。

近年、EHESSは日本研究の比重を拡大しており、2014年には日仏財団の理事長を務めるセバスチャン・ルシュバリエ准教授のイニシアティヴにより、「パリ日仏高等研究センター(仮称)」が設立される見通しである。人文社会科学研究のユートピアであるEHESSは、今後わが国にとっても、ますますプレゼンスが高まることになるだろう。
 

読者の中には、Twitterで次のようなネタを目撃した方も多いだろう。


数日前よりタイムラインに表れるようになった「バイオゴリラ」。ネタの作者は@kta_k氏であり、以下のツイートが初出である。


バイオゴリラの設定は以下の通り。


作者による公式bot(Bio_Gorilla_bot)では多くのネタが投稿されている。気に入った読者はさっそくフォローしてみては?






英米系メディアの『タイムズ』が毎年秋に発行する教育誌『タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)』では、2004年より世界大学ランキングを発表している。独自の指標に基づくこの格付けは2013年で10回目を迎え、先日、公式Twitterにて以下のようなアナウンスが出された。
 


 
これによれば次回のランキング発表は今年(2014年)の10月1日とのこと。全世界の教育界の注目が集まる。
 
ちなみに昨年度(2013-2014年)のランキング上位校とその所在国は以下の通り。
 
(1)カリフォルニア工科大学(アメリカ)
(2)ハーヴァード大学(アメリカ)
(3)オックスフォード大学(イギリス)
(4)スタンフォード大学(アメリカ)
(5)マサチューセッツ工科大学(アメリカ)
(6)プリンストン大学(アメリカ)
(7)ケンブリッジ大学(イギリス)
(8)カリフォルニア大学バークレー校(アメリカ)
(9)シカゴ大学(アメリカ)
(10)インペリアル・カレッジ・ロンドン(イギリス)
 
このほか、日本からは東大が23位、京大が52位にランクインしている。上位10校に米英系の大学が軒並み名を連ねていることからも分かる通り、非英語圏には不利な指標となっている。EUやアジアの大学は有名校にもかかわらず低い順位にとどまっている場合もあるため、順位の過信は禁物と言えるだろう。
 
なおTHEの公式webサイトからは学部別のランキングなども閲覧することができる。

先ほど発表された情報によると、20日に放映されたドラマ「警視庁捜査一課9係」(テレ朝)、「ST 赤と白の捜査ファイル」(日テレ)、「若者たち2014」(フジ)の最新話が軒並み最低視聴率を更新した。

テレビ朝日系列の「警視庁捜査一課9係」(主演=渡瀬恒彦)はこれまで11.9%、13.0%、10.5%、13.0%、10.4%、11.4%と視聴率を推移させてきたが、最新第7話の視聴率は9.0%と過去最低を記録した。

日本テレビ系列「ST 赤と白の捜査ファイル」(主演=藤原竜也、岡田将生)の視聴率は第1話の13.6%を最高値として、その後11.4%、13.1%、12.6%、9.8%と推移した。20日の最新第6話は、先週と同じ9.8%とこれも最低値を記録した。

フジテレビ系列「若者たち2014」(主演=妻夫木聡)は初回12.7%を記録して以来、7.8%、7.8%、7.3%、6.8%と一ケタ台で推移してきたが、最新第6話の視聴率は過去最低の6.1%だった。

とは言うものの、いずれの番組も今後物語は佳境に入ってゆくため、視聴率の回復が期待される。今後も視聴率の推移から目が離せない。

本日8月16日はファンタジー作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズの誕生日。日本ではジブリ映画『ハウルの動く城』の原作者として知られている。これにあわせてGoogleトップページのロゴも可愛らしいアニメーション仕様に変更されている。

ダイアナ・ウィン・ジョーンズは1934年8月16日、ロンドンに生まれた。名門オックスフォード大学に進学し、『指輪物語』のトールキンや『ナルニア国物語』のC・W・ルイスに習った。大学卒業後、3人の子を育てる中で作家としてファンタジーの執筆を開始。現在ではイギリスを代表するファンタジー作家として人気を博している。2011年死去。

キムタクや美輪明宏が出演して話題を集めたジブリ映画は、シリーズ「ハウルの動く城」の第一作『魔法使いハウルと火の悪魔』をアニメ化したものだ。2006年にアメリカの児童文学賞である「フェニックス賞」を受賞している。

Googleのロゴは火の悪魔カルシファーを囲んで登場人物が団欒をするアニメーションになっている。これを機にダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品を手に取ってみてはいかがだろうか。

かねてより学生の留学促進・留学生の獲得を目指してきた東京大学は1日、学事暦の全面変更を発表した。大学院総合文化研究科長・教養学部長の石井洋二郎教授によれば「いずれもこれまでにない大きな変更ですので、学生の皆さんにあらかじめ承知しておいてもらいたいと考え、現在までに決定している主要な変更事項、及び留意点を、別紙の通りお知らせする次第」とのこと。

発表によれば現行の夏冬の2学期制から4学期によるクォーター制へと移行する。日程は以下のとおり。

S1ターム:4月6日~6月4日
S2ターム:6月5日~7月31日
A1ターム:9月14日~10月30日
A2ターム:11月2日~12月25日

S1、S2タームを併せてS(Summer)セメスター、A1、A2タームを併せてA(Autumn)セメスターとする。欧米の方式にあわせることで留学生獲得をめざす試みだ。またこれにより1~3月に長期休暇が設けられる。これを利用して学生は短期の語学留学やインターンシップを行うことが可能になる。

なお今回の変更は東大の中でも駒場(学部1~2年、後期教養学部、大学院総合文化研究科)のみに適用される。大きな変更であるだけに、今後の動向について学内外の注目が集まる。

source: c.u-tokyo.ac.jp

今年、2014年は第一次世界大戦開戦から100周年をむかえる。これを記念して歴史研究者による専門書の出版が盛んになっており、書店には関連書籍が所狭しと並んでいる。本記事ではそうした中から今後も基本文献として参照され続けるであろう、日本人研究者による著作を4点ご紹介する。読者の本選びの参考になれば幸いである。

池田嘉郎編『第一次世界大戦と帝国の遺産』山川出版社、2014年。

第一次世界大戦の開始から100年。二度の世界大戦と冷戦を体験したわれわれは今も混迷のさなかにある。20世紀初頭の諸帝国が残したものは何か。国民国家の枠を超えて考える。(出版社webサイトより)

木村靖二『第一次世界大戦』筑摩書房、2014年。

一九一四年に勃発したバルカン戦争は、当初の誰もが予想しなかった経緯をたどり、ヨーロッパ戦争へ、そして世界大戦へと拡大する。「短い二〇世紀」のはじまりであり現代史の画期となる第一次世界大戦である。本書では、近年の研究を踏まえながら、その戦史的経過、技術的進展、社会的変遷を辿り、国際体制の変化、「帝国」から「国民国家」への移行、女性の社会進出、福祉国家化などをもたらしたこの出来事を考察する。(出版社webサイトより)

シリーズ「現代の起点 第一次世界大戦」岩波書店、2014年。

第一次世界大戦は,世界の一体化を推し進め,社会のすべてを動員しようとし,人びとの精神のありようを根底から変えてしまった,史上初の「世界戦争」だった.勃発から一〇〇年──現代の幕開けを告げる出来事としての第一次世界大戦を「世界性」「総体性」「感性」「持続性」という四つの新たな視点から問い直す,日本初の本格的論集.(出版社webサイトより)

シリーズ「レクチャー 第一次世界大戦を考える」人文書院、2010年~




 

華の都として知られるパリも、今や世界有数の犯罪都市である。特に多いのが外国人観光客を狙ったスリや強盗だ。せっかくの楽しい旅行もスリやボッタクリにあったのでは台無しである。旅行先で危険を避ける最良の手法は正しい知識をもつことだ。本記事では、現在パリで最も盛んな手口を4つ紹介する。これからパリへ旅行に行くという読者の役に立てば幸いである。

1. ミサンガ押し売り

観光客の腕に強引にミサンガを巻きつけ、法外な金額を要求するという手法。強引に腕をつかんでくるのでたちが悪い。『アメリ』で有名なモンマルトルのサクレ・クール寺院の周辺でよく見られる。万が一被害にあった場合は近くにいる銃を持った警備隊に通報しよう。

2. 指輪詐欺

「指輪を落としましたよ」と言って近づいてきてこちらの注意を引き、その隙に隠れていた二人目の犯人が財布を抜き取るという手法。最近では見かけることが少なくなったが、数年前まで流行っていた手法。往時は広範囲で見られた。今もチラホラと被害の事例を耳にするので注意が必要だ。

3. 署名詐欺

「ユニセフです。署名をお願いします」などと言って近づいてきて募金を要求したり、こちらの気を引いている隙に財布を抜き取る手法。もちろんユニセフとは何の関係もない詐欺集団なので騙されて募金をしてはいけない。パリだけでなくヨーロッパの広い地域で見られる手法だ。子供が犯人の場合もあるのでつい騙されそうになるが、遊ぶ金欲しさのイタズラなので信用してはいけない。

4. 子供を使う方法

中年の女性が「英語を話しますか」などと言って近づいてくる。大抵は子供連れか「家族を何人も抱えており生活費に困っている」などと書かれたプレートを持っており、こちらの同情を誘って施しを求めてくる手法だ。もちろん生活費に困っているとは大嘘。しばらく観察していると「ここはダメだわ」などと言って仲間と別の場所に移動する犯人の姿が見られる。ノートルダム大聖堂やエッフェル塔周辺など、パリ各地の観光名所でよく行われる手法だ。

こうした悪質な手法に引っ掛からないためにはどうすればよいのだろうか?一番の方法はまず逃げることである。海外で話しかけてくるのは十中八九スリだと割り切って、怪しいと思ったら即座に逃げる、これに尽きる。見知らぬ他人を疑うのは日本人には難しい心的態度だが、楽しい海外旅行のためには必須の心がけだ。旅行の際はくれぐれも注意して、楽しい思い出をつくって帰国されることを祈っている。

ctic_Concerts-at-La-Sainte-Chapelle_1358974957_1

パリで有名な観光名所といえばどこだろうか?凱旋門、エッフェル塔、ルーヴル美術館…いろいろなスポットが思い浮かぶが、夜の隠れた観光スポット、サント=シャペルのバロック音楽コンサートをご存知だろうか?
 
サント=シャペルはパリ中心部・シテ島にあるゴシック式の教会。もとはキリストの聖遺物を保管する目的で「聖王」ルイ9世の発案により建造された。360度一面に広がるステンドグラスが美しく、訪れた人は誰もが口をそろえて称賛する教会だ。
 
そんなサント=シャペルは数年前より日没後にコンサートを催している。演目はバッハやヴィヴァルディなどバロックの室内楽。一面のステンドグラスの中に鳴り渡る弦楽器の音色は格別だ。料金もそれほど高くないので、普通の観光名所では物足りないという読者はぜひ予定に組み入れてみることをオススメする。
 
なお、コンサートの曲目は以下のwebサイトに掲載されている。あわせてチケットの予約も行うことができるので、要チェックだ。
http://www.classictic.com/en/special/concerts-in-la-sainte-chapelle/216/
 

↑このページのトップヘ