フランス人技術者ダゲールによるダゲレオタイプの発明以後、写真は歴史の様々な場面を証言してきた。そんな歴史的な写真を集めたTwitterアカウントに「ClassicPics (@History_Pics)」がある。写真はどれも目を引くものばかりで、歴史ファンならきっと楽しめるだろう。中には撮影された背景など色々なことを想像させるものもある。以下に最近の投稿をいくつかピックアップしてみた。写真が気に入った読者はフォローしてみてはいかがだろうか。

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エッフェル塔を塗装する労働者

出廷したアル・カポネ

1878年のウォール街

ダリとシャネル

タイタニック号の大階段 
 
1920年代のトレーニングマシン

MGMロゴの撮影風景

クリーヴランドの風船祭り

プレイヤード叢書(La Bibliothèque de la Pléiade)をご存知だろうか。フランス・ガリマール出版社から刊行されている革製本が特徴的な文芸シリーズだ。

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「フランス装」と呼ばれる粗末なペーパーバックの書籍がほとんどのフランスには珍しく、プレイヤード叢書は革装本に函入りという凝りようだ。フランスでは購入したペーパーバック本を製本店に頼んで自前で製本する文化があるが、かつて革製本は裕福な上流階級にのみ許される贅沢だった。そこでプレイヤード叢書はあらかじめ製本したものを大量に流通させることで価格を抑え、それまで革装本に手の届かなかった中流階級でも何とか買えるようにしたのである。

使用されている紙は聖書用紙と呼ばれるもので、薄くて丈夫なつくりをしている。そのため価格も高めで、1冊5千円以上する。1~2千円台で本が買えるフランスには異例のことである。

手が込んでいるのは装丁だけではない。本文も当代一流の研究者によって校定が行われたもので、注釈や解説も充実している。そのため文学や哲学の研究者の間では資料としてプレイヤード版を使うのが習わしとなっているジャンルもある。

プレイヤード版で取り上げられるのはフランス人だけではなく世界各国の作家が翻訳され、日本人では谷崎潤一郎が唯一収録されている。

書店でプレイヤード叢書を同時に3冊買うと特製アルバムがその場で贈呈される。アルバムは作家の生涯にまつわる写真がセレクトされたもので、毎年新しいバージョンに更新される。アルバムの歴史は1962年のバルザックに始まり、2014年はマルグリット・デュラスが取り上げられた。人気の作家のアルバムは高価で取り引きされている。

ちなみに本文に使用されているフォントは「Garamond(ギャラモン)」という。フランスでは歴史的に使用されてきた高級感のある書体で、かつてapple社のロゴにも使用されていたこともある。細部のデザインまで手の込んだプレイヤード叢書、日本国内では洋書専門店などで手に入るので、興味を持った読者は一冊手に取ってみてはいかがだろうか。

イギリスの運河はユニークな歴史を持っている。産業革命の最盛期、製品運搬のためイギリス中に交通網が張り巡らされた。運河網は鉄道網の敷設と同時進行する形で発展した。

そんなイギリス・スコットランドで近年、一風変わった運河が話題を集めている。 
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まるでSF映画に登場する装置のようだが、実在の施設だ。スコットランド中央の町ファルカークに所在するこの橋は「ファルカーク・ホイール」と呼ばれている。ボートリフトの一種で、高低差のある二つの運河を結んでいる。エレベーターを回転させて船を上下させる仕組みだ。
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運河同士の高低差は24メートルもあるが、エレベーターが対になった構造のため、船の上下にほとんどコストを使わなくて済む。さらにホイール周辺の遊覧ボートツアーも組まれており、その収益も運営費の捻出に貢献しているのだそうだ。

回転する様子は以下の映像から確認することができる。

 


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まずはこちらのバッグをご覧いただきたい。一見何の変哲もないおしゃれなバッグだが…
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実はこれ、なんと旅客機の救命胴衣をリサイクルして作ったバッグなのだ! 

このバッグはフランスの航空会社エールフランスが2012年に製作したもの。旅客機の救命胴衣は安全のため常に最新のものにアップデートする規定となっているので、機材更新のたびに大量の廃棄品が出てしまう。そこで会社が目を付けたのが「bilum」というブランドだ。このブランドは様々な廃材を再利用して鞄やポーチなどのアイテムを製作しており、フランスで人気のブランドなのだそうだ。
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bilumブランドは救命胴衣の他にも色々な素材を再利用している。特別展の会期が終わったら不要となってしまう美術館のポスターも、bilumの手にかかればこの通り。スタイリッシュなバッグに早変わりだ。
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なおbilumは障がい者の雇用にも積極的なメーカー。製品は一つひとつ手作りなため、同じ製品は二つとしてないという。公式webサイトではミニポーチが19ユーロから販売されているので、気になった読者はチェックしてみては?

source: bilum.fr 

フランスでクレジットカードは日本以上にありふれたものだ。ブティックやレストランはもちろん、スーパーの支払いなどでも日常的に使用される。財布から小銭を出す手間が省けるし、それに安全だ。何しろ今やパリは世界有数の犯罪都市なのだ。スリや強盗があなたの財布を狙っている。これから観光でパリを訪れるという読者も多額の現金を持ち歩くのはやめた方が良い。AMEXは使えないことが多いのでVISAかMaster Cardの携行をおすすめする。

そんな事情なので、フランスの銀行は各社手の込んだデザインのクレジットカードを多く発行している。中でも目を引くのが大手金融機関「ソシエテ・ジェネラル」で採用されているカードである。

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ご覧の通り、カード一面にNARUTOのキャラクターがデザインされている。フランスでは日本のサブカルチャーが人気を博しており、多くの書店に少年マンガの翻訳が並ぶほか、JAPAN EXPOと呼ばれる日本文化の博覧会も毎年開催されている。7月上旬に開催される今年のJAPAN EXPOにはベリーズ工房などのアーティストが招待されている。フランスにおける潜在的な日本人気は根強いものがあり、アニメイラストのカードにもそれなりの需要が見込めるのだろう。NARUTO好きの読者はこの機会に口座開設してみては?

ソシエテ・ジェネラルとは

ソシエテ・ジェネラル(Société Générale)はフランスの大手金融機関。国内シェアは最大手のクレディ・アグリコルに次いで第2位。1864年、ロスチャイルド家などの資本を元手に創業され、今年(2014年)で創業150周年を迎えた。現在は世界80か国以上に進出し、3千万人以上の顧客を有する。



6月21日(土)より映画『超高速!参勤交代』が公開された。幕府から5日以内に江戸へ参勤せよという無理難題を押し付けられた弱小の湯長谷藩(現在の福島県いわき市)が、藩主を含めたった7人で挑むというストーリー。映画の主題となっている「参勤交代」は小学生でも知っている江戸時代の制度だが、内容について詳しく説明できる人は少ないだろう。参勤交代とは一体どのような制度だったのだろうか?

概要

参勤交代は1635年、3代将軍・徳川家光の時代に制度化された。藩主に対し1年おきに地元と江戸を行き来させる制度で、妻子は江戸に住まわせた。毎年多数の武士が地方と江戸を往来したため、それにあわせて東海道などの五街道が整備され、道中の宿場町が発展するなど、経済振興の要因ともなった。

目的

参勤交代の目的は、諸藩に予算と人員を割かせて勢力を削減し、幕府に対抗できないようにするため…というのが一般的な理解である。しかしながら、この一般常識は歴史家の間では疑問視されている。東京大学の入試問題を見てみよう。
参勤交代が、大名の財政に大きな負担となり、その軍事力を低下させる役割を果したこと、反面、都市や交通が発展する一因となったことは、しばしば指摘されるところである。しかし、これは、参勤交代の制度がもたらした結果であって、この制度が設けられた理由とは考えられない。どうして幕府は、この制度を設けたのか。戦国末期以来の政治や社会の動きを念頭において、150字(句読点も1字に数える)以内で説明せよ。 (1983年第3問)
藩財政の削減は参勤交代の結果であって、目的ではない、そう問うている。確かに、ただ単に藩の勢力を削ぎたいだけなら他にいくらでもやり方はあったはずである。では、一体なぜ幕府は参勤交代の制度を設けたのだろうか?

ここでヒントとなるのが問題文中の「戦国末期以来の政治や社会の動きを念頭において」という部分である。戦国大名は家臣との結束を強める目的で、家臣を城下町へ集住させた。これにより大名は支配を安定させ、領国の一円的な支配を行うようになった。

こうした武士の主従関係において、軍役により命を捧げることは主君に対する奉公と考えられた。その引き換えとして家臣は主君から恩賞をもらうのである。ところが江戸時代になると平和が訪れ、軍役奉仕による奉公の機会が消滅した。そこで軍事奉仕の代わりに制度化されたのが参勤交代だ。武器を携帯した武士団を引き連れて参勤する様はさながら軍事パレードのよう。参勤交代は平和な時代において、幕府と大名との主従関係を確認する役割を果たしたのである。

ところが、映画の中で幕府は小藩に対し無理難題を押し付ける。これでは忠誠など望むべくもない。これに対して藩主の内藤政醇(演・佐々木蔵之介)はどう応じるのか。映画『超高速!参勤交代』は全国の劇場で上映中。

 

都内では監獄をコンセプトにした居酒屋が話題ですが、海外には刑務所をリノベーションして作られたホテルがあります。カナダはオタワにあるホステルで、名前を HI-Ottawa Jail Hostel といいます。一体どんなホステルなのでしょうか…?

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外見は洋館風のごく普通な建物ですが…

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中は刑務所!19世紀に建てられ、1972年まで刑務所として実際に使用されていたそうです。

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居室内はこんな感じ。相部屋になった宿泊客と話が進むこと請け合いです。

宿泊客には建物内のツアーやコンセプトバーなども提供されており、ただ泊まるだけでなくエンターテインメント性もあるホステルになっています。カナダへ旅行した際は試しに一泊してみては…?

▼紹介動画はこちら▼

 

source: hihostels.ca

カタールで開催中の国連教育科学文化機関(UNESCO)は21日、かねてより日本が申請していた富岡製糸場の世界遺産登録を決定した。富岡製糸場は群馬県にある国内初の官営器械製糸工場。明治維新期の殖産興業を牽引した。

開国後の日本には国際競争力のある産業がほとんど存在せず、比較優位を持つ欧米製品の流入を許すままになっていた。そうした中、日本にとって最大の輸出品は生糸であった。原料や生産手段を国内で調達できたため、当時の工業水準でも高品質の製品を産出することができたのである。かくして生糸は日本にとって重要な外貨獲得手段となった。

富岡をはじめとする信州の製糸工場に雇用され、日本の産業革命を現場で支えたのは農家の若い女性たちだった。彼女たちは時に重労働を強いられ、苦しい生活を余儀なくされた。そうした工女の悲哀は同時代のルポルタージュである『女工哀史』およびそれを下敷きにした『あゝ野麦峠』に詳しい。

このように暗い側面をも有した維新期の殖産興業政策であったが、結果的に日本は産業革命を達成し、非欧米圏で唯一、列強の一員に加わることに成功した。そうした歴史的経緯は、今からちょうど30年前の東大入試でも取り上げられている。
長野県諏訪地方では製糸業の発達が日覚ましく,明治後期になると,県外からも多数の工女が集められるようになった。これら工女たちによってうたわれた「工女節」に,「男軍人 女は工女 糸をひくのも国のため」という一節がある。どうして「糸をひく」ことが「国のため」と考えられたのであろうか。明治後期における日本の諸産業のあり方を念頭において,150字以内で説明せよ。(1984年、第4問) 
解答は載せないが、富岡製糸場が世界遺産に認定されたこの機会に、問題を解きながら近代日本の歴史に思いを馳せててみてはいかがだろうか。

13日、建築家・坂茂(ばん しげる)に対するプリツカー賞の授賞式がアムステルダムで行われた。

坂茂は「ポンピドゥーセンター・メス」などの特徴的な作品で知られる建築家。日本国内のみならず世界規模で活動し、阪神・淡路大震災の仮設住宅を契機として、紙製の円筒状構造物を素材として使用した建築作品を手掛けてきた。

プリツカー賞は「建築界のノーベル賞」と呼ばれ、優れた建築家に贈られる。日本の個人・団体ではこれまで丹下健三、槇文彦、安藤忠雄、SANAA、伊東豊雄が受賞している。今回の坂による受賞は東日本大震災をはじめする世界各国における被災地支援の業績が評価されたもの。

受賞動画は以下。

 

旅行先でワインを買ったけどオープナーがない!そんな経験をした方は少なくないはず。ナイフで無理矢理こじ開ける、コルクを親指でボトルの中に落とし込むなどの方法を試した方もいるでしょう。

今回紹介するのはワインオープナーを使わず簡単にコルクが抜けるという革命的な方法です。あまりの鮮やかさに思わず目を疑いますが、覚えておけばどこかで使う機会があるかも…?




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