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今日は米国人作家シルヴィア・プラスの誕生日。Googleトップページもこれを記念して特別イラストに変更されている。

シルヴィア・プラスは1932年10月27日生まれの米国人作家。とりわけ冬の雪景色を描写した詩や散文で知られる。今日のGoogleロゴを作成したSophie Diaoは、イラストについて「当初はシルヴィア・プラスの作品から見出した文章をつなげて物語にまとめようとしたが、結局彼女の作品のムードを捉えたイラストを描くことにしました」と述べている。



シルヴィア・プラスはオーストリア移民の娘としてボストンで生まれ、自作の詩が『ボストン・トラヴェラー』誌に掲載されるなど、少女の頃から文才を発揮した。シルヴィア・プラスはスミス・カレッジ在学中も雑誌『マドモワゼル』編集部でインターンを行うなど才女として名を馳せたが、同時に自殺未遂を複数回起こし精神科で電気痙攣療法を試みるなど、メンタルヘルスに不安定な所があった。

シルヴィア・プラスは大学卒業後、フルブライト奨学金を得て英国ケインブリッジ大学へ留学。修士課程で英文学を学んだ。シルヴィア・プラスはここで詩人のテッド・ヒューズと知り合い、1956年に結婚する。翌1957年、二人は米国へ渡り、シルヴィア・プラスは母校のスミス・カレッジで教職を得る。しかし彼女にとって作家活動と教育の両立は難しく、1958年、二人は再度渡米し、ボストンに落ち着いた。

結局、テッド・ヒューズの不倫などもあり二人は1962年に関係を終わらせる。翌1963年2月11日、以前から自殺を試みていたシルヴィア・プラスはついに一酸化炭素中毒で亡くなった。享年わずか30歳だった。

シルヴィア・プラスの評価は死後高まり、日本でも『エアリアル』、『湖水を渡って』など翻訳作品が多い。映画『シルヴィア』は、夫テッド・ヒューズとの関係を軸に彼女の半生が描かれている。ちなみにシルヴィア・プラスを演じるのはグウィネス・パルトロー、テッド・ヒューズ役はダニエル・クレイグだ。興味を持った方は鑑賞してみては?