Wilbur Scoville
今日は米国の薬剤師、ウィルバー・スコヴィルの誕生日。唐辛子の辛さを計る単位である「スコヴィル値」の考案者だ。これを記念してGoogleトップページがミニゲーム仕様に変更されている。

ミニゲームはウィルバー・スコヴィルが食べた唐辛子の辛さを中和するため、アイスクリームのゲージを合わせて唐辛子を撃退するもの。動体視力が試されるゲームだ。ちなみにGoogleロゴは昨日もロラ・フローレスの誕生日を祝う特別イラストが掲載されたので、今日のウィルバー・スコヴィル生誕記念で二日連続のロゴ変更となる。 

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ウィルバー・スコヴィルの生涯

ウィルバー・スコヴィルは1865年1月22日、アメリカ合衆国のコネチカット州で生まれた。1891年に結婚し、二児を授かる。製薬会社に勤務する間に数多くの賞を受賞した後、1942年に亡くなった。

ウィルバー・スコヴィルと「スコヴィル値」

ウィルバー・スコヴィルは製薬会社で味覚テストを行っていた際、辛味成分であるカプサイシンの含有量を表す「スコヴィル値」を考案。この基準は現在でも辛さを売りにする食品に利用されており、多くの場面で目にすることができる。

たとえば、パプリカのスコヴィル値は500~2500、タバスコは2500~5000である。また、「暴君ハバネロ」で知られる唐辛子ハバネロは10万~35万、「世界一辛い唐辛子」としてギネスブックに掲載されているキャロライナ・リーパーは200万ものスコヴィル値をはじき出している。素手で触ると火傷、食べると死の危険もあるという超危険な刺激物である。地球上にそんな危険な唐辛子が存在するとは、大自然の神秘を思わせるエピソードだ。


 
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