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本日11月24日は類人猿アウストラロピテクスの化石「ルーシー」が発見された日だ。これを記念して、Googleロゴも特別アニメーションに変更されている。

このロゴ変更は記念日をお祝いする「Doodle」(ドゥードゥル)によるもの。Doodleでは科学技術の進歩にとって特別な日を記念するため、過去にもたびたびロゴ変更を行ってきた。

参考記事:

アウストラロピテクス「ルーシー」とは?

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「ルーシー」とは、現生人類の祖先である類人猿「アウストラロピテクス・アファレンシス」のうち、最初期に発見された化石につけられたニックネームだ。

アウストラロピテクスは今から400万年~200万年前に生息していた初期の猿人。「アウストラロ」とは「オーストラリア」などと同じ語源で「南の」という意味。「ピテクス」は「猿」という意味。「さよなら人類」というナツメロで「ピテカントロプス」という単語が出てきたのを覚えているだろうか? ちなみに「トロプス」は「人類」という意味だ。

そんなアウストラロピテクスの中でも、アウストラロピテクス・アファレンシス(別名「アファール猿人」) は現在のエチオピアやタンザニアの周辺に生息していた種。直立二足歩行を行っており、アウストラロピテクス類の中でも最も最古の部類に位置づけられている。

アウストラロピテクス「ルーシー」発見秘話

そんなアウストラロピテクス・アファレンシスの中でも最も有名な化石が、今日のGoogleトップページにもなっている「ルーシー」だ。ルーシーは1974年11月24日、エチオピアのアファール盆地で発見された化石で、その保存状態の良さから、当時世界中にセンセーションを与えた。

ちなみに「ルーシー」という名前は、当時流行していたビートルズの曲 "Lucy in the Sky with Diamonds" から取られたものだ。発掘調査隊のメンバーがこの曲を聴いていたときに「ルーシー」の化石を発見したらしい。

アウストラロピテクス「ルーシー」の骨格標本のオリジナルは現在、アディスアベバにあるエチオピア国立博物館に保管されている。しかしながら、オリジナルから型を取った石膏標本は複数存在し、欧米の博物館ではそのレプリカが展示されてあるのを見ることができる。

なお、アウストラロピテクス「ルーシー」の発見秘話については、1995年に放送されたNHKスペシャル『生命 40億年はるかな旅』の第8回「ヒトがサルと別れた日」で扱われている。このシリーズは名作なので、興味を持ったという方はぜひチェックすることをオススメする。