605th-anniversary-of-prague-astronomical-clock
本日10月9日はプラハの天文時計が建立された日。これを記念してGoogleトップページのロゴも特別イラストに変更されている。

このトップページ変更は、記念日を祝うGoogleのお遊び企画「Doodle」によるものだ。Doodleでは過去にもサイエンス・テクノロジー関連のエポックメーキングな日付を記念し、トップページのイラストを変更させてきた。

プラハの天文時計とは?

プラハの天文時計はチェコ共和国の首都プラハの観光名所として有名な大時計。西暦1410年10月9日、時計職人のミクラシュとカレル大学教授のヤン・シンデルによって製作された。
Czech-2013-Prague-Astronomical_clock_face
プラハの天文時計を有名にしたのは、その精巧な文字盤である。単なる時刻を計る機能だけでなく、月や太陽、それに黄道十二宮といった天体の位置を示す文字盤も備え付けられているのだ。イスラーム世界から流入し、中世ヨーロッパで広く使用された観測器具「アストロラーベ」に似た仕組みをしており、当時の天文学や機械工学の水準の高さをしのばせてくれる。

プラハの天文時計の歴史

プラハの天文時計は建立後しばらくしてからゴシック様式の彫刻が施され、現在見られるような美しい姿となった。

第二次大戦中、プラハは独ソ戦の舞台となる。終戦直前の1945年には、砲撃によりプラハの天文時計は深刻な被害を受けた。その後3年間かけて修復が行われ、天文時計は元の姿を取り戻すことができた。

2010年には、建立600周年を迎えたことを記念して時計台でプロジェクションマッピングが行われ、人々の目を楽しませた。



なお、プラハの天文時計は製作されてから600年以上が経過したにもかかわらず、現在でも現役で動き続けている。さらには一時間おきに十二使徒などの人形が動き出すからくり仕掛けもあり、プラハの市民や観光客の目を楽しませてくれる。プラハの天文時計が備え付けられた旧市庁舎は登ることもできるという。施設の詳細はチェコ観光局のホームページ(日本語)に記載されている。時計塔からはプラハ市内が一望できるということで、観光で訪れた際はぜひ立ち寄ってみたいスポットだ。

photo: google.com, wikipedia.org