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(6/25追記) 本記事の元ネタの「Sud-ou-est」はパロディサイトでした。お詫びとともに訂正します。

バカロレアをめぐってまた一騒動だ。解答を巡って高校生同士の乱闘が発生したのだ。

事件は6月17日、ボルドーのサン=ジュネス高校で発生した。地元紙報道によれば、バカロレア初日となる哲学試験が終了した後、試験会場を出た一人の男子高校生が「ヘーゲル、黙ってろ」と発言。 高校生は試験の出来が思わしくなかったのか、相当苛立っていたとのこと。それを聞いたヘーゲルを愛好する別の高校生たちは激怒。お互いに仲間を呼び、乱闘を始めたというのだ。

乱闘の結果、 12名が負傷。中には肋骨を折った者もいたという。ただちに警察が出動。両者に事情を聞いたところ、最初の発言の主は熱狂的なカント支持者だったとのこと。ヘーゲルが著書『精神現象学』の中でカントの『純粋理性批判』を批判したのが許せなかったようだ。

バカロレア試験は先日も歴史学・地理学の試験で出題ミスが判明するなど、何かと話題を呼んできた。しかし哲学者の学説をめぐって負傷者が出るほどの喧嘩になるとは、さすがフランスだ。なおバカロレアは事件の後も平常通り続行された模様。


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