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パリのラーメン好きに朗報だ。博多ラーメンの名店「一風堂」がついにパリ進出を決めたのだ。

博多豚骨ラーメンの名店「一風堂」とは?

一風堂は「株式会社力の源カンパニー」の運営する博多豚骨ラーメンのチェーン店。スタイリッシュで清潔な店舗と、豚骨の臭みを排しながらも濃厚でコクのあるスープが人気を博し、全国的に大ヒット中のラーメン店だ。

今回、一風堂は8月をめどにフランス・パリへ進出することを決定。一風堂はすでに海外12地域で事業を展開しており、パリ店はロンドン店に続いて2軒目のヨーロッパ地域進出となる。

パリで豚骨ラーメン?

とはいえ、「華の都パリで豚骨ラーメンが成功するのか?」とは誰もが疑問に思うことだろう。実は現在、パリでは豚骨ラーメンが静かなブームを博している。オペラ座(パレ・ガルニエ)周辺の日本人街では以前からラーメン屋が複数店舗を構えていたが、中でも豚骨ラーメンの「なりたけ」は人気店の一つだった。さらに今年に入って本格博多豚骨ラーメンの「ちょうてん」がオープン。開店直後からスープ切れで一時休業となるほどの人気を博したのである。

なぜ人気?

しかし、一体なぜこれほどまでに豚骨ラーメンがフランス人に受けるのだろうか? 何でも、豚骨スープのまろやかでクリーミーな味わいが、伝統的にブイヨンスープに親しんできたフランス人の味覚に合うのだとか。何とも意外なマリアージュだ。さらに近年の欧米におけるラーメン熱の高まりも幸いして、近年のパリにおける豚骨ラーメンブームが実現したのだという。

一風堂「パリ支店」オープンの詳細

さて、博多一風堂パリ店は8月、パリ中心部のレ・アル地区にオープンする。レ・アル地区は19世紀、皇帝ナポレオン3世の命令で中央市場が建設されてからパリ経済の中心となり、文豪エミール・ゾラの小説にも「パリの胃袋」として描かれたことで知られる地区だ。現在も若者向けのショッピングセンターが並び、観光名所のポンピドゥー・センターも近くに所在するなど、多くの人出が見込める立地である。

現在レ・アル地区ではショッピングセンター「フォーラム・デ・アル」の大規模な改装が進められており、「キャノペ」と呼ばれる大屋根を付けた新しい商業施設がもうすぐオープンする予定となっている。完成した暁には新しいパリの名所となるだろう。



そんなレ・アル地区に店舗を設けた一風堂、店内はフロア52席のほかテラス席も設け、パリで親しまれているカフェをイメージしたスタイルで営業するという。

旅行や留学、海外勤務などで日本を長く離れていると、ラーメンの味が恋しくなるもの。パリ滞在中のラーメン好きは8月のオープンに向け、続報を要チェックだ。

photo: gnavi.co.jp